<<今日の思い>>
12ステップの文献の中で、何度も私は次のような表現に目を通してきた。
「私がそうさせなければ誰も私を傷つけることはできない」「誰かを恨むとき、あなたはその人の奴隷になる」
「怒りは依存的な人々にとってはひどく害となるものである」。こういった表現を耳にしたとき、
それは次のようなことを意味するものと思いこんでいた。
つまり、もし私がそういった感情を感じれば、それは私がプログラムを実践していないからだ、と。
私は、自分の感情をただ停止させるために、耳にしたことを応用していたのである。
分かるようになったことは、私が埋める感情というものは、どこかでいつか現れ出てくるものである。
ストレートに現れ出てこない感情というのは、最終的には私や、おそらくは他の人をも、より傷つける形で現れ出てくる。
いまでは私は上記のような表現からくる痛みに<しがみつき>たくはないが、
健全に機能し続けたいなら、私は自分自身ともうひとりの人に対し(自分の感情について)正直になる必要がある、と。
なのである。
<<今日の瞑想>>
自分の感情に正直に直面し、そしてそれをもうひとりの人間と分かち合える手助けをしてくださいますように。
<<思い出すのは>>
感情を避けるのは健康のサインでもなく、またプログラムを実践している証でもない。
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